季刊[はちのへ中心蔵ウェル]

野菜歳時記「9. パワーサラダで活力アップ」

野菜で辿る旬と暮らし 野菜歳時記「8. 青森県産りんごで健康作り」

 これからの季節は気温も徐々に上がり、身体が活発になってくる時期ですね。活動的に毎日を過ごすために、ビタミンたっぷりで、食べ応えもあるパワーサラダはいかがでしょうか?

 パワーサラダとは野菜・果物・肉・魚・チーズやナッツ類などを盛り込んだ、主食になるサラダのこと。魅力は、なんといってもボリュームたっぷり色鮮やかで栄養満点のところ! ビタミンやミネラルたっぷりの野菜や果物、タンパク質が豊富に含まれた、栄養をバランス良く摂ることができます。免疫力を高め、理想の身体を作ることができるとされています。

 食材には旬の野菜や果物をたっぷり使いたいですね。春キャベツをオーブンで焼いて使うのもオススメ、焼キャベツは食べ応えも充分ですよ。みずみずしい新たまねぎは、サーモンやサバ缶との相性も良いですよ。またルッコラや菜の花のほろ苦さ、クレソンのピリッとした上品な風味もツナや肉の味を引き立ててくれます。

 グレープフルーツやオレンジなども、酸味がさっぱりと味を引き締め、フルーツの香り豊かなサラダになるのでオススメです。

 キウイやメロンなどは、生ハムやチーズと合わせて、お酒にも合う大人のサラダに仕上げたいですね。

 作り方は難しくありません。好みの野菜や果物、主食となる肉や魚や豆腐のプロテインを含む食材を食べやすくカットし、ドレッシングと混ぜ合わせ。器に盛り、あらく刻んだナッツやキヌアなどのスーパーフード類を散らすだけです。

春の旬野菜や果物をたっぷり使って、ビタミンやタンパク質をしっかりとって、コロナ禍の中でも免疫力をあげてパワー全開で活動したいですね。

文:有限会社やまはる 中野 正信 (野菜ソムリエ)